柴犬のしつけ「噛み癖」人を噛まないように育てる

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実はこの動画は、こまちゅーぶの初期動画でして、去年の夏(2020年7月)に公開したしつけ動画シリーズの第一弾✨です。

トレーナ―でもない私のしつけ動画が、現時点(2021年3月末日)で視聴回数1万3,000回オーバー✨

最もヒットしている動画です。

私は素人ですので、飼い主目線でしつけを考えています。
ですから、一般に言われている「しつけのセオリー」とは違うところもあるでしょうし、間違っている部分もあると思います。
その点をご了承いただいたうえで、しつけの常識に対するいわば「アンチテーゼ」として参考にして頂き、何か少しでもしつけの悩みが軽くなることがあれば幸甚です。

もちろん犬の性格は人間と同じで、犬種よりも個体差によってより大きく左右されると思います。

しかしながら、個体差は千差万別。

きりがありません。

ですので、こまちゅーぶでは、現在進行形の小町のしつけ経験・日々の小町の行動観察から、柴犬に概ね共通するのではないかと思われる性格に注目したしつけ法をご紹介しています。


柴犬の性格でよく言われるのは、

「愛玩犬の洋犬とは違う猟犬だから自分で考え行動するが狂暴な一面も。」

「群れで生活していたからリーダーには忠実だが、頼りないリーダーには従わない。」

「家族に序列をしっかりとつける。」

「他人に媚びず、忠実で、頭の良い犬。」

といったところでしょうか。

時には「飼いにくい犬の代表」みたいに言われることも・・・。



私が考える柴犬の性格はこれに尽きます。

それは、

ビビりで、頑固でストレスに弱い!!(私見です。)

「猟犬だから狂暴」ではないと思います。
(家庭で飼われている柴犬は、親から狩りの方法も習っていません。)
攻撃的になるのは、精神疾患などの病気を除いては、ビビりな性格による「自己防衛(時に過剰防衛💦)」だと思います。
ビビりだから、少しの事でも怖いのです。

「群れで生活していたからリーダーには忠実」なら、人間以上の群れを形成している動物はなかなかいません。安定して幸せ(食事や遊びなど)を提供してくれる人の言うことを聞くのは、人間も含めてすべての動物に共通だと思います。

「家族に序列をつける」は、素人の私が言うのはおこがましいですが、はっきり間違いであると思います。
少なくとも小町にはありません。

もちろん、好きの程度は相手によって違いがあるにせよ、序列なんてそんなことを考えている素振りはありません。

むしろ、序列大好きな人間に都合の良い、理解しやすい説明をしただけだと思います。

「他人に媚びず、忠実で、頭の良い犬」については、柴犬は信頼関係を重んじる犬だと思います。ですから、信頼関係のない人は警戒する反面、信頼する家族は大好きになりますし、信頼関係さえあれば、コマンドはすぐに覚える頭の良さがあります。


柴犬は「ストレスに弱い」のも大きな特徴だと思います。
暴論かもしれませんが、「しつけとは、飼い主が飼いやすいように人間社会のルールを犬に押し付けること」だと思っています。

もちろん、「決して人を噛んではいけないなど」一定のルールを許容してもらわない限り、人間社会で生活はできません。

しかし、人間社会のルールは犬にとってストレスにもなります。

そのストレスに我慢できるのが、飼いやすいと言われる愛玩犬と呼ばれる犬たちなのではないかと思います。

ストレスを許容しにくい柴犬に人間社会のルールに従ってもらうためには、「ルールを教えるのではなく、ルールに慣れさせることが大事」だと思います。

毎日繰り返して慣れると、生活の習慣になって、ストレスに感じなくなることってありますよね。

例えば歯磨きやネクタイなんかそうですよね。

最初は面倒に感じる歯磨きも、慣れてしまえば逆にしないと気持ち悪いですよね。

ネクタイも同じです。

小町のしつけは、ルールを教えるのではなく、ルールに慣れさせることをイメージして実践しています。

柴犬は頑固でもありますので、嫌なことは徹底して嫌です。
嫌なことにも必要であれば、時間をかけて慣れさせることが大事だと思います。


ちょっと長くなってしまいましたが、まず最初に教えなければならないことは、「オスワリ」でも「マテ」でも「フセ」でもなく、「人に危害を加えてはいけないこと」だと思うのです。

そのためには、「決して人は危害を加えないこと」を徹底的に教え込み、「だから決して人に危害を加えてはいけないこと」を教え込まなくてはなりません。

。。。勝手なことをだらだらと書いてしまいましたが、柴犬のしつけで悩んでいる方も多いと思います。

こまちゅーぶのしつけ法はちょっと変わっていますが、しつけが飼主のストレスになってしまってもダメというのがポリシーです。

ゆっくりでいいじゃないですか。自分の家族で子供なんです。

言葉でしつけられる人間のしつけより難しくて当たり前です。

力に頼る服従型の訓練は頑固な柴犬には向いていません。

仮に服従させたとして、そんな関係もったいないです。

どうか、長い目でしつけも楽しみませんか?

私も失敗の連続です(笑)

コメント

  1. 黒柴小太郎 より:

    こんばんは❗️
    久しぶりにブログの方にやって参りました。
    パパさんの言われる通りだなぁーと思いながら読んでました。
    突然知らない家にやってきて、最初からその家のルールや人間とのルールがわかるはずがないですよね。
    を飼うのは、はじめてで本を読んだり動画を見たりして一生懸命に子育てをしたことを思いだしました。
    しつけ教室にも通いましたが、参考にはなりましたがすべてよかったとは思いません。やはり、信頼関係を気付けたから今に至ってます。
    私の考えですが、人間は怖くないんだと言う事が小太郎と打ち解けた一番のきっかけになった気がします。
    小太郎の足洗いなんて、初めは出来なかったです。逃げ回るし噛まれるし
    今では、足をひょいとあげてくれて拭きやすい様にしてくれます。
    嬉しい❣️の一言ですね。
    これこらも楽しみながら、嬉しいと思えることが増えてくるように育てていきたいです。
    パパさんの躾動画は、とても参考になります。色々な動画をアップしてくださいね。
    どうぞこれからもよろしくお願いします。

    • こまちゅーぶ こまちゅーぶ より:

      コメントありがとうございます。

      私のしつけ法は柴犬に特化した、ちょっと変わった方法です。

      素人ですので、偉そうなことは言えませんが、私もしつけに悩み、本をたくさん読んでいろいろ実践しました。素人なりに「?」それって猟犬だからじゃなくて自己防衛が強いからでは?本当に序列つけてるか?など感じるところもあり、独自の犬も飼い主もストレスにならないしつけを実践しています。

      実は過去に服従型の訓練をしてしまい、その後怯える小町の悲しそうな目ははっきりと覚えていますし、二度と見たくはありません。

      大学の先生が書いている「犬の心理」って本の中で「ボスとリーダーの違い」と、「飼い犬が山で自由に暮らすことを覚えたらまず元の生活にはもどれない。」と書かれていて、目から鱗でした。
      それ以来、犬の心理を考えてしつけを小町と楽しんでいます。

      ご丁寧なコメントありがとうございました。
      今後ともよろしくお願い致します。

  2. チビたんママ より:

    ほんとに、頑固ですよね
    嫌なことは嫌って言うし
    家でトイレしてくれないし
    ちなみにチビもビビリです‼️

    • こまちゅーぶ こまちゅーぶ より:

      コメントありがとうございます。
      柴犬はビビりだから、番犬にも向いていたと思うんです。
      柴犬てみんなビビりですよねー。

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